このツールについて
雑誌の表紙、アルバムジャケット、YouTubeのサムネイルでよく見るあの効果です。大きな文字が画像を横切り、写真の人物がその手前に立っています。単語の一部が肩や頭の後ろに消え、反対側から再び現れる。この小さな重なりだけで、平面的な写真が急に立体的に見えます。
手作業でやるなら、画像編集ソフトで被写体を切り抜き、文字をその下のレイヤーに置き、切り抜きを上に戻す必要があります。ここではアップロード一回で済みます。被写体は自動で検出され、文字はその後ろに入り、あとは好きな位置へドラッグするだけです。
写真がアップロードされることはありません。切り抜きはお使いの端末の中で行われます。
レイヤーのしくみ
実際に何が起きているかを知っておくと、画面上のすべての設定の意味がわかります。
- レイヤー1 — 写真そのもの(手を加えていない状態)
- レイヤー2 — その上に描かれた文字
- レイヤー3 — 背景を取り除いた被写体だけを、文字の上に描き戻したもの
つまり文字は背景と被写体のあいだにあります。被写体が覆っている部分では、文字は見えなくなります。
向いている写真
- 被写体がひとつだけはっきりしている — 人物、ペット、車、ボトルなど。人混みは輪郭が多すぎて切り抜きに向きません。
- 背景から浮き立つ被写体。 暗い壁の前の暗いコートは、人間がやっても機械がやっても難しい題材です。
- 被写体のまわりに余白があること。 顔のアップだけでは、文字が走る場所がありません。
- 縦でも横でも、サイズは自由。 とても大きな写真は処理を速く保つため最大2000ピクセルで扱います。
主な機能
- 被写体を自動で検出 — 手作業の切り抜きも、輪郭のクリックも不要
- 文字を自由な位置へドラッグ、被写体は常に手前のまま
- 6種類のフォント、太いポスター体から手書き風まで
- 色は自由、不透明度・傾き・字間・縁取り・やわらかい影も調整可能
- 切り抜きのふちを調整でき、自動の切り抜きが少しずれた写真にも対応
- PNGまたはJPGで保存、写真そのままのサイズで
- 100%ブラウザ内で完結 — 写真はどこにも送信されず、アカウント登録も不要
切り抜きがうまくいかないとき
そのための切り抜きのふちスライダーです。両方向に効きます。
- 被写体の一部が消えてしまう — グラス、明るい色の袖、細い髪など — 値を下げてください。手前のレイヤーに残る範囲が増えます。
- 被写体ではないものに文字が隠れる — 値を上げてください。残る範囲が減り、背景から文字が見えるようになります。
変更は即座に反映されます。切り抜きを計算し直すのではなく、適用し直すだけだからです。
よくある使い方
- YouTubeのサムネイル — タイトルが出演者の後ろを走るデザイン
- InstagramやTikTokの投稿 — 名前や日付を被写体の後ろに
- ポスターやイベントのチラシ — 定番の雑誌表紙スタイル
- 商品写真 — ブランド名や価格を商品の後ろに
- プロフィールバナー — LinkedIn、X、個人サイト向け
関連ツール
- 背景を削除 — 被写体を切り抜いて透過PNGとして保存
- ミーム作成 — 画像の上に文字を置く定番の方法
- 画像に透かしを追加 — 写真の上に繰り返しの文字やロゴを
- 画像サイズ変更 — サムネイルや投稿に合わせてサイズ調整
- フォトコラージュ作成 — 複数の写真を1枚にまとめる
知っておくと便利なこと
- 切り抜き用のモデルはページを開いた瞬間から読み込みが始まります。そのため写真を選び終えるころにはたいてい準備ができていて、文字はすぐ被写体の後ろに表示されます。回線が遅い場合、初回は数秒かかります。そのあいだは理由を説明するメッセージとともに写真が表示されます。処理中に文字が被写体の手前に表示されることはありません。 それこそがこのツールの目的だからです。
- 切り抜きがまったく作れない場合(多くは接続の問題です)でも文字は描画されますが、被写体の後ろではなく写真の手前になります。その場合は画面のメッセージでお知らせします。
- PNGは見たままの画質を保ちます。JPGはファイルが小さくなり、多くのSNSが好む形式です。
使い方
- 写真をアップロード — 枠をクリックするか、ファイルをドロップ
- 少し待つ — 被写体の検出中です。初回がいちばん時間がかかります
- 文字を入力 — 右側の入力欄に
- 文字をドラッグして位置を決めます。被写体の中央を横切らせてみてください
- サイズ・色・傾きを調整して、しっくりくるまで
- 切り抜きのふちを微調整 — 被写体の一部が欠ける場合や、背景に文字が隠れる場合に
- 「PNGをダウンロード」を押す(ファイルを小さくしたいときはJPG)