文章からアドレスを取り出すことについて
入力がきれいに整っていることはありません。ヘッダーに40件のアドレスが並ぶ転送されたメール、HTMLのページ、ログファイル、雑に書き出されたCSV、チャットの書き出し。アドレスはその中に埋もれていて、山かっこや mailto:、そしてアドレスではなく文に属する句点に囲まれています。
貼り付ければ、きれいな一覧が返ってきます。 アップロードは行いません。文章がブラウザの外に出ることはなく、それが顧客名簿やメールのやり取りであるときには、この点が重要になります。
アドレスがどこで終わるかを判断します
ここが、実用になる抽出ツールと、どこかで拾ってきた正規表現との分かれ目です。
- 末尾の . , ; : ) ] > " ' は句読点であってアドレスの一部ではありません。「bob@example.com. まで連絡してください」からは bob@example.com が得られ、末尾にピリオドの付いたアドレスにはなりません
- 閉じかっこがURLに属するのは、そのURL自身がかっこを開いている場合だけです。(https://example.com/a を参照) は a で終わりますが、https://ja.wikipedia.org/wiki/Foo_(bar) はかっこを保ちます
- mailto: と山かっこは封筒であってアドレスではないため、取り除かれます
- 電話番号は形ではなく桁数で区切ります。7桁から15桁で、これが世界の加入者番号の実際の範囲です。国ごとの書式は多様すぎるため、厳密にすると本物の番号を取りこぼしてしまいます
使い方
- 文章を貼り付けるか、ファイルを読み込みます。表計算ファイルも対象で、アドレスが1列にまとまらずセルに散らばっていてもかまいません
- メールアドレス・リンク・電話番号のいずれかを選びます
- 生の件数が必要でない限り、重複を除去するはオンのままにしてください。1つのやり取りに40回現れる同じアドレスは、1件のアドレスです
- 出力の形を選びます。1行に1件、宛先欄に貼るためのカンマ区切り、Outlook向けのセミコロン区切りのいずれかです
- 一覧をコピーするか、CSVとしてダウンロードします
表示には両方の数が出ます。見つかった件数と、まとめた重複の件数です。何かが失われたように見えないためです。
こんな場面で使われています
- 配信リストを作るために、転送されたやり取りからすべてのアドレスを取り出す
- 確認のために、ページや書類からリンクを抜き出す
- 収集・書き出しされた文字列のかたまりから連絡先を取り出す
- 列がそろっていない表計算ファイルに埋もれたアドレスをすべて見つける
- 問い合わせの一覧から電話番号を集める
- 共有する前に、書類に予期しないアドレスが含まれていないか確かめる
知っておくと便利なこと
- どの端末でも動きます。 ウェブページなので、スマートフォンでもタブレットでもパソコンでも使えます
- アップロードは行いません。文章の走査はすべてブラウザ内で行われます
- メールアドレスでは小文字にするが既定でオンです。ローカル部は実務上大文字と小文字を区別せず、Bob@ と bob@ は1つのアドレスだからです。電話番号では意味がないため適用されません
- 表計算ファイルを読み込むとすべてのシートを走査するので、忘れていたタブの中のアドレスも見つかります
- これは抽出ツールであって検証ツールではありません。アドレスらしきものを見つけますが、それが実在するか、誰かが読んでいるかは確かめません
- 結果は責任をもってお使いください。他人の書類からアドレスを集めて望まれないメールを送る行為は、迷惑メール規制や個人情報保護の法令のもと、多くの国で違法です
関連ツール
- ファイル内の文字列検索 — 1つの文章ではなく、フォルダー全体を検索する
- 重複行を削除 — 任意のテキスト一覧を整理する
- リスト並べ替え・アルファベット順ソート — 結果を並べ替える
- 正規表現テスター — ここで扱えないもののために自分でパターンを組む