フォルダはブラウザ内で読み取ります。アップロードは行いません。
ファイル名一括変更ツールについて
DSC_0041.JPG、DSC_0042.JPG、IMG-20240611-WA0002.jpg —— カメラとスマホから取り込んだままの写真フォルダは読めたものではなく、かといって1件ずつ直すのは午後をつぶす作業です。このツールはフォルダごと一気に変更します。ルールを決め、変更前後のプレビューを確認し、実行するかスクリプトを持ち帰るだけです。
実際に必要とされること —— 検索と置換、連番、接頭辞と接尾辞、英字の大小、空白、ファイル自身の日付、拡張子の変更 —— に対応し、しかも何かが起きる前に名前の衝突を確認します。手作業の一括リネームが危ういのは、まさにこの部分です。
フォルダはブラウザ内で読み取ります。アップロードは行いません。
使い方
- [フォルダを選ぶ]を押してリネームしたいフォルダを指定します
- ルールを設定します。 入力に合わせてプレビューが更新され、すべての「変更前 → 変更後」が表示されます
- 警告を確認します。 衝突は強調表示され、すべて解消するまでリネームはできません
- 適用します —— スクリプトをダウンロードして自分で実行するか、対応ブラウザなら今すぐリネームを使います
ルールと適用順序
ルールは決まった順序で適用されます。最後にどの欄を触ったかで結果が変わるのではなく、常に予測できるようにするためです。
- 検索と置換 —— 名前の部分だけに適用され、拡張子には触れません。.jpg がうっかり壊れることはありません。パターンを使うなら検索を正規表現として扱うにチェック、単なる文字列ならそのままで結構です
- 空白 —— - か _ に置き換える、または取り除く
- 英字の大小 —— 小文字、大文字、単語の先頭を大文字
- 名前のパターン —— 名前をまるごと置き換えます。詳しくは下記
- 先頭・末尾に追加 —— できあがった名前を挟み込みます
- 拡張子を変更 —— 最後に適用されます
名前のパターン
パターン欄は、部品を組み合わせて新しい名前を作ります。
- {name} —— ここまでの名前(検索と置換、空白、大小を適用したあと)
- {n} —— 連番。連番の開始値で最初の値を、桁数で桁揃えを指定します。3桁なら 001、002、003
- {ext} —— 元の拡張子
- {date} —— そのファイルの更新日を 2024-06-11 の形で
- {year}、{month}、{day} —— 同じ日付を部分ごとに
4枚の写真に Holiday-{n} を使えば Holiday-001.jpg から Holiday-004.jpg になります。{year}-{month}-{name} なら 2024-06-DSC_0041.jpg です。パターンを空欄にすれば、元の名前がそのまま他のルールを通り抜けます。
連番の並び順は、どのファイルが 1 番になるかを決めます —— 名前順、日付順、サイズ順、パス順。写真なら日付順が適切で、カメラが付けた名前ではなく撮影順に並びます。
サブフォルダも含めるを有効にすると、連番はフォルダごとに振り直されます。無関係なサブフォルダをまたいで 1 から 500 まで通し番号を振っても意味がなく、衝突の恐れもあるからです。
名前の衝突と、リネームが止まる理由
一括リネームを壊すのは主に2つです。2つのファイルが同じ新しい名前になること、そしてリネーム対象ではないファイルが既にその名前を使っていること。どちらも実行前に検出され、プレビューに表示されます。
- 2つのファイルが同じ名前になります —— ルールが十分に区別できていません。{n} を足せば大抵は解決します
- 同じ名前のファイルがすでにあります —— そのフォルダに目的の名前が存在し、しかもそれ自体はリネームされません
- 新しい名前が空になります —— ルールがすべて削り取ってしまいました
いずれかが残っているあいだは、[今すぐリネーム]もスクリプトのダウンロードも無効になります。衝突していない半分だけを黙って実行するスクリプトは、実行を拒むスクリプトより悪いからです。ルールを直せば警告は消え、両方とも戻ります。もともと変わらない行は薄く表示され、単純に飛ばされます。
適用する2つの方法
リネームスクリプトをダウンロードが既定で、どのブラウザでも使えます。Windows 用の .bat か Mac・Linux 用の .sh が得られ、1行に1件、引用符も正しく付いた形で並びます。これをフォルダ内で実行します。実行するまで何も起こらず、事前に全部読むこともできます。
今すぐリネームは、ファイル名を直接変更できるブラウザ(現状は Chrome、Edge、Opera)にのみ表示されます。フォルダを編集する許可を別途求めます。これは選択時に与えた読み取り許可とは別の、より強い確認です。ファイルは1件ずつ変更され、プレビューも進行に合わせて更新されます。途中で1件失敗しても残りは続行され、失敗件数が報告されます。
こんなときに
- カメラのファイル名を読める形にし、撮影順に番号を振る
- 納品フォルダ全体に案件コードや顧客名を接頭辞として付ける
- 作業フォルダから -copy、(1)、_final_FINAL のようなゴミを取り除く
- アップロード前にファイル名をウェブ向けに整える(小文字、空白なし)
- ファイル自身の日付を先頭に付け、どこでも時系列に並ぶようにする
- 誤った拡張子で保存された一群のファイルを直す
知っておきたいこと
- アップロードはありません。フォルダの読み取りはページ内で行われ、今すぐリネームを使う場合の書き込みもページ内です
- Windows がファイル名に使えない文字 —— \ / : * ? " < > | —— は新しい名前から自動的に取り除かれるため、使えない名前ができることはありません
- 書きかけの正規表現でプレビューが真っ白になることはありません。妥当になるまで単に無視されます
- プレビューには先頭 500 件を表示します。それより大きいフォルダも完全にリネームされ、スクリプトには全行が含まれます
- Firefox と Safari はプレビューとスクリプトのダウンロードはできますが、ページ内でのリネームはできません。フォルダアップロードではリネーム用のハンドルが得られないためです
- 非常に大きなフォルダはページが固まらないよう 200,000 件で打ち切ります
関連ツール
- フォルダ・ファイル一覧 —— リネームの前後でフォルダを一覧にする
- 重複ファイル検索 —— フォルダ内の同一ファイルを探す
- 2つのフォルダを比較 —— リネームが意図どおりか確認する
- 文字列の検索と置換 —— 同じ考え方をテキストに